MCI(軽度認知障害)と診断された頃④

f:id:momofamily:20210421171113p:plain
f:id:momofamily:20210421171127p:plain
f:id:momofamily:20210421171142p:plain
f:id:momofamily:20210421171419p:plain

私たち家族は、担当の先生と相談し父には「MCI(軽度認知障害)」を患っていることを言わないことにした。


今でもその決断が正しかったのか、間違っているのか分からない。


父も自分の異変に気付き一度だけ「俺は馬鹿になった」と言った。


その時は


「お父さんはお父さんだよ。」


「毎日家族みんなで穏やかに過ごしていこう。」


「楽しいことを沢山して一緒に過ごしていこう。」


と母が言った。


それ以来父とは一切病気の話をしたことがない。


これで良かったのか。


話していたら何か変わったのか、何が違ったのかは分からない。



きっと父に話した方が良かったのにという方もいるかもしれない。


この頃は、病気について私も母も誰にも相談できず、


主治医の先生とネットの情報だけが頼りだった。


何もかもが手探りで、正しいのか間違っているのか、どうすれば良いのか分からないまま毎日が過ぎていった。


もう少し早く福祉に頼る勇気が出ていたら、色々な意見やアドバイスを頂けたのかなと今になって思う。


この頃は、父の病気を周囲に知られることを私も母も恐れていた。


周囲に心配をかけたくない、お父さんの尊厳を保ってあげたい、様々な複雑な思いが入り混じり、周囲の人に病気のことを伝えるのはとても勇気がいることであった。


そして、実際困ったり悩んだりしているのに、


「まだ福祉に相談するほど困っていない。」


と思ってしまい、福祉に頼ることもしなかった。


初めて私が地域包括支援センターを頼ったのは、父がMCIと診断されて2年以上たってからだった。


当時は福祉に頼るのは本当に困ってから頼ろうと思ってしまっていた。


福祉に頼るのは何となくハードルが高く感じてしまっていたが、


市役所の介護福祉課の方々も地域包括支援センターの方もとてもよく話を聞いてくれて、沢山アドバイスを下さった。


MCIと診断されてからすぐにでも相談すればよかったなと今になって思う。

↓ポチっとして頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村