若年性アルツハイマーの父と 病気の進行を遅らせようと取り組んだこと

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父の患っている若年性アルツハイマーという病気は完治できる病気ではないので、いかに今の生活レベルを保てるかが重要だと感じています。

 

私たち家族は、完治できない病気と聞いて、そこで諦めるのではなく、抗って、抗って、抗ってきました。

 

私たちは、どうやったら病気に抗えるか、どうしたら生活レベルを保てるのか、お医者様の意見を参考に色々なことを実践してきました。

 

今日はその中でも、やって良かったなと思えたものを紹介します。

 

新聞コラムの写し書き

 

若年性アルツハイマーの父は、2年前まで何とか文字を書くことができ、今もゆっくりなら何とか読める文字もあります。

 

現段階で文字が読めるのは、父と実践した「新聞のコラム写し書き」のおかげだと思っています。

 

文字を忘れないでいることは、生活の質を保つのに非常に重要なことです。

 

そのために、病気が判明し、文字が書けなくなるまで父は毎日ずっと「新聞のコラム写し書き」を行ってきました。

 

新聞に目を通し、気になった記事を写し書きします。

 

父は自然がや鳥が好きなので、よくその記事をピックアップして書いていました。

 

日付も書くので、年月日を毎日確認でき、曜日、季節などの感覚をなるべく覚えていられるように毎日続けました。

 

父は下記のような商品を使っていました。

 

「書くこと」も重要ですがそれ以上に「続けること」が大切です。

 

長い文章が書きにくくなってきたら、短い文章に、文章を書くのが難しくなったら、気になる写真を貼り付けました。

 

病気の進行状況によって臨機応変に対応します。

 

文字が書けなくなった今、父が書いた新聞コラムの写し書きは、父にとっても家族にとっても大切な思い出としてとってあります。

 

「お父さん、本当に自然が好きなんだね」

「この鳥の写真が撮りたくて旅行に行ったね」

など、父が一生懸命書いた写し書きを家族みんなで時々見返しています。

 

塗り絵

 

塗り絵は感覚的にできるので、MCIが進行し若年性アルツハイマーに移行した頃から取り組みました。

若年性アルツハイマーと診断される頃には、脳トレ系のドリルの問題を解くのが難しくなってしまいました。

 

そこで、次に取り組んだのが「大人の塗り絵」です。

 

 

 

塗り絵は色鉛筆さえあればすぐに取り組める手軽さと、ドリルのように正解がないので

「お父さん、きれいに塗れたね。きれいな色だね。」

と素直に絵をほめることが出来、本人のプライドを傷つけることなく取り組めたので、とても良いツールだと思います。

感覚で塗るので、父が要介護認定を受けてからも一定の期間続けることができました。

塗り絵は父と一緒に取り組んでみて良かったなと思えるものの一つです。

 

若年性アルツハイマーは現段階では治療法が確立されていません。

 

私たち家族はみんな父を尊敬しているし、まだまだ共に生きたいと願っています。

 

だから抗い続けます。

 

諦めるより、どうするかを考えていきたいです。

 

心が折れそうな日もたくさんあります。

 

 

次々に色々なことができなくなるので、気持ちが追い付かない時もあります。

 

 

 だけど、考えれば活路を見出すこともできます。

 

一緒に出来ることや楽しみを見つけることで、希望が見えるはずです。

 

生きてる限り、出来ることはあります。

 

病気の進行とともに、希望を見出すのが困難になってきました。

 

それでも病気に抗っていけたらと思います。

 

希望を見失いそうになる時も沢山あるけど、一度希望を失ったらまた新しい希望を見つければ良いのかなと思っています。

 

 

介護で無理は禁物なので、心にゆとりがあるときにこんなことやってみようかな程度に、一度お試し頂けたらけたら幸いです。

 

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