「寝たきりになりたい」自閉症の息子の育児と介護が重なり思ったこと

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「寝たきりになりたい」

 

 

息子が2歳の時私はこんな恐ろしいことを考えてしまった。

 

 

だけどその時は本気でそう思っていた。

 

 

息子が二歳になる頃、私は息子は自閉症だと確信していた。

 

 

しかし、誰に相談しても

 

 

「大丈夫」

 

 

「様子見」

 

 

と言われ

 

 

こんなに子育てが大変なのは自分がおかしいからだろうか。

 

 

息子は私が話しかけても一切こちらを見ない。

 

 

一度パニックを起こすと何時間も泣いている。

 

 

二歳になって、周りの子はママと楽しそうにコミュニケーションをとっているのに、息子は一切私を見ない。

 

 

夜も数時間おきに起きて眠りが浅い。

 

 

私は二年間まともに寝たことがない。

 

 

それでも皆、息子は普通の子だと口を揃えた。

 

 

私が人間として甘いのかと思い悩んだ。

 

 

さらに父は若年性アルツハイマーを患い、日に日に言動や行動がおかしくなっていった。

 

 

尊敬している父が何回も同じ発言をしたり、食事をしたことを忘れ一日に何回もご飯を食べてしまう。

 

 

自分の知っている父とはかけはなれていくのを目の当たりにし、私の心は追い込まれていった。

 

 

さらに、世界で一番幸せになってほしいと願っている息子が自閉症という障害があると私は確信しているのに誰にも分かってもらえず、私の心は壊れた。

 

 

息子の障害を誰に相談しても

 

 

「英太君は大丈夫」

 

 

 

「様子を見ましょう」

 

 

と言われ

 

 

さらに母は仕事をしていて、私は父の介護を一身に一人で背負わなければならない状態だった。

 

 

パパは仕事の都合で家にいない。

 

 

だれにも頼れない。

 

 

「助けて」と言っても「英太君は大丈夫」と見放されてしまう。

 

 

父が一日何回もご飯を食べ、息子はご飯を待てなくてパニックを起こし、泣きわめき、

 

 

「お父さんもうご飯食べたよ」

 

 

「英太、待ってて、今ご飯作ってるから」

 

 

こんな日常が続き市役所に助けを求めた。

 

 

「どこか療育に通えるなら通いたい、英太を私一人で育てられない。」

 

 

「パニックを起こして泣いてばかりいる息子をどうしたらいいか分からない」

 

 

と市役所に言っても

 

 

「療育園は今人数がいっぱいで入れない」

 

 

と断られた。

 

 

「声を上げても無駄なんだ」

 

 

「誰も助けてくれない」

 

 

「私一人で何とかしなきゃ」

 

 

「ああ、でももう力が出ない」

 

 

「もう何もかもどうでもいい」

 

 

「そうだ、、私が寝たきりになれば」

 

 

「そうすれば誰か私の大変さを分かってくれるんじゃないか」

 

 

「英太に障害があると認めてくれるんじゃないか」

 

 

「誰か英太の面倒を一日見てみてよ」

 

 

「こんなにパニック起こす子いる?」

 

 

「私は「ママ」って呼ばれない、目も合わない」

 

 

「英太にとってママは誰でもいいんだよ」

 

 

「面倒みてくれれば、私じゃなくてもいいの」

 

 

「大好きなお父さんがおかしくなっていくのを見るのもう嫌だ」

 

 

「お父さんが違う人に見える、お父さんじゃなくなっていく、、」

 

 

「もう、、寝たきりになりたい」

 

 

「寝たきりになって、誰か私が言ってることを聞いて」

 

 

「誰か助けて」

 

 

こんなことを思い泣きながら寝た次の日、私はめまいの病気になった。

 

 

そして、地獄のようなめまいの中、数か月間這って育児を経験することになる。

 

 

私は本当にめまいで寝たきりの生活になってしまった。

 

 

ただ、私の場合自分が望んだ寝たきりの状態にはなれず、ねたきりの状態なのに育児をしなければならないという恐ろしい現実が待っていた。

 

 

ひどいめまいの中おむつ替えをし、真っ直ぐ歩くことさえできなかった。

 

 

父も母も沢山助けてくれたが、何日も助けてもらうわけにはいかない。

 

 

今思い出しても、どう乗り越えたのか断片的にしか思い出せない。

 

 

毎日が必死の思いで、早く病気を治したい一心で乗り越えた。

 

 

 

現在ブログを書くにあたって、過去のエピソードを振り返っているが、こんな恐ろしいことを思っていたことを公表してよいものか。

 

 

誰かを不快にさせてしまうのではないかと考えたが、

 

 

今私はめまいの病気を克服し(後遺症でめまいは少し残ってしまった)、さらに日常生活を割と楽しく過ごしている。

 

 

どう乗り越えたかを伝えることで、誰か同じような思いをしている人を救えるかもしれない。

 

 

そう思い、「寝たきりになりたい」と願ってしまったことを今後のブログに綴っていこうと思う。

 

 

息子が2歳で療育園に通うまでは、本当に暗い内容になってしまいますが、ダブルケア、介護、自閉症の息子の育児について少しでも伝えられたらいいなと思っております。

 

読んで頂けたら幸いです。

 

 

もも

 

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